2018年特別ルールでタイスタイル風が合法化(期間限定)

 ミニ四駆公認競技会規則が更新されました。『ミニ四駆公認競技会規則 〔2018年特別ルール〕』として、以下の内容が変更されています。

【追加、改訂情報】
2018年特別ルールを設けます。〔ミニ四駆グランプリ2018ニューイヤー、スプリングまでの期間。以降の大会への適用は追ってご案内します。〕
【3】.競技車の車体寸法 
*ローラーの装備:ローラーの個数 『6』 を 『制限無し』に変更。(2017.12.08)
*回転するマスダンパー取付け位置: 『制限無し』 に変更。(2017.12.08)
引用元: http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation.html

 この変更がどのような変化をもたらすのか、そして延長はあるのか? その辺りが話題になったでしょうか。
 個人的には今回の改訂、ちょっと興味深いです。




 ローラー数の6個制限は馴染み深いレギュレーションだと思うのですが、今回の特別ルールにより(期間限定とされていますが)撤廃となります。同時に、回転するマスダンパーがローラーの役目を果たさないようにと追加されていたマスダンパー取付け位置に関しても制限が無くなりました。ローラー個数制限が無いので、意味が無いからですね。

 で、無難なところだとフロントを4ローラーにして、8ローラーから始めるような気がするのですが、そこで自分の頭に浮かんだのが、タイスタイルマシンでした。



 上記動画は、アカウント名masaruKunKunさん(Masaruさん)が2012年に投稿された、タイでのミニ四駆動画です(ニコニコ動画にもご本人が投稿されています)。
 で、この動画を見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、8ローラーなんです。タイのレギュレーションが日本国内と違ったため、独自発展していたんですね(近年は世界戦向けなのか、日本レギュ準拠のレースも開催されたようです)。

 動画当時のタイスタイルはTTをブレーキで入れる走らせ方で、ギアの改造やタイヤ幅等、日本のミニ四駆とはちょっと違いますね。レイアウトがそもそも起伏少なめで、日本の立体レイアウトで走らせると辛そうです。

 で、特別ルールに話を戻しますが、今回の改訂で8ローラーが合法的に使えるようになりました。旧来のレギュだとフロント4ローラーにするとリア2ローラーにせざるを得ませんでしたが、これでリアも4ローラーに出来る訳ですね。スキッドローラーや特殊な位置のローラーを考慮しなければ、8ローラーがとりあえず標準的な特別ルール仕様のマシンなのかな、と予想していますが、どうなるでしょうか……。序盤は6ローラーと8ローラーの探り合いなのかもしれません。

 で、自分はどうするか、というところですが……せっかくなので、やろうやろうとしてやらなかった8ローラータイスタイル風はやってみようかな、と。以前S2でタイスタイル風に挑戦した時は未熟すぎて実用レベルに到達できませんでしたが、今ならもう少しマシなものを組めるのではないかな、と。
 最新の情報が調べられていないため(日本語で書いてる資料とか無いですから、現地の情報漁ることになりますが敷居高すぎますw)、最新のタイスタイルはわかりませんが、2012~2014あたりのタイスタイル風で組むのも良いんじゃないかな、とのんびりした考えです。公式どうせ出られないし、当選しても6ローラーでやるつもりなので。のんびりと。

 SFMをずっといじっているのでS2はだいぶお久しぶりなのですが、本格的な復帰がタイスタイル風というのも、面白いかもしれませんね。

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