工夫すればするほど、ぶつかる問題


 実はこのマシン、車検でとあることを指摘されています。それはどこでしょうか?!
(こんな画像では分かり難いですがw)




 正解は、提灯のマスダンパーをつけている部分のパーツが「これは何から作りましたか?」という指摘でした!


 この子の時はサイドマスダンのステーを指摘されましたが……どちらもタミヤ製品(アスチュートのは直FRPの端、アバンテのはARサイドマスダンのステー)を一生懸命加工したものです。

 形状もあるようですが、パーツ表面を削って、磨いていることで「これは(タミヤの)FRPではないのでは?」という疑問が浮かんでいるのかもしれません(アバンテの時は「表面に何かコーティングしていますか?」でしたが)。まぁ、素のFRPと比べると違う印象を与える表面になっていますからね。ですが、間違いなくタミヤ製品のFRP(ミニ四駆用)です。

 僕が組んだ最近のマシンは全て、FRPの表面をヤスリで削り、マッキーで黒く塗ってからパーツクリーナーで磨いています(おまつ さんに教えて頂いた手法)。そうすると、FRPの変な光沢が消え、カーボンのような落ち着いたトーンと、つや消し黒のカッコイイ表面になります。
 元々、FRPの光沢があまり好きではなかったので、この手法を教えていただいてからは必ず処理するようにしています。見た目って、組みの綺麗さとは別の部分でも綺麗であった方が良いと思うんですよ、気持ち的に。自分の気持ちが入っていかないマシンは、結果を残せない気がするので。なので、マシンを組む時には必ずやっている訳です。

 ただ、処理が上達すればするほど、車検で「これは何ですか?」と、(昨今の状況による影響もありますが)聞かれ続ける可能性が高まるのは、ちょっと哀しいですね。頑張れば、工夫すればするほど、その可能性が高まる訳ですから。レギュレーションを順守していても、何度も聞かれるのはちょっと……気持ち的に、何か嫌ですね。仕方ないとはいえ。

 タミヤ製品ではないカーボンとかが市場に流通して目立つようになったため、最近は公式大会の車検で少しでも疑問に思ったら確認する、というような流れになっているのかなと推察します。それに対して「大変ですね」という気持ちはありますが、疑われてしまう身としては、嫌な流れだなと。
 疑われるようなパーツを使うのが悪いとか、言われるかもしれません。ですが、レギュレーション内でキチンと仕上げたマシンを、自信を持って出しているので。気にしなければ良いだけなのかもしれませんが……。

 そんな、ちょっとした愚痴でした。

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