【FMC】FM ThunderShot MY17→MY18


 2017年から投入しているFMサンダーショットですが、昨年12月、今年3月と優勝を短い期間で達成しており、それなりの手応えを感じています。

 今回は、そんなFMサンダーショットのMY17からMY18にかけてのアップデートを確認します。





 シェイクダウンしたばかりの頃はまだ手探り状態で、コンセプトがぶれている感じですね。軽めに仕上げたい、と思いつつも暴れる車体をどうにかしようとして、結局重くなっています。


 2017年3月、タイヤを25mmにしてリアをスイングタイプのマスダンパーに変更。提灯も若干ではありますが、軽くなりました。


 カーボンSFMでのトライを経て、2017年12月にはシャーシ交換のついでにタイヤを26mm(オフセットトレッド)に戻し、前後ステーを刷新。動きも良くなり、FM限定で優勝。


 リアブレーキで選択肢を増やせるよう、プレートの使い方を変えました。この辺りは色々、先人の知恵を参考に。


 2018年1月、MY17からリアの構造を継承し、MY18がシェイクダウン。『走る実験室』ではありませんが、走らせながらどんどん改良していこう、ということで一気にやるのではなく、確認しながらアップデートしていく形にしました。プレートの処理がMY17と違うのはその辺りも関係しています(加工中にマッキーその他が無かったのもありますが)。


 リアローラーは17mmをチョイス。明確な意図があった訳ではなく、「良さそうだから」というのと、3本スポートの19mmよりは曲がりにくそうだから、というチョイスです。結果的に悪くないチョイスだったと思います。


 徐々にアップデートしています。この画像の時は、提灯側を削っていますね。いくつかトラブルを抱えたりもしましたが、走りは良くなっています。


 今季初優勝時のバージョン。フロントとリアのステーをシェイプアップしました。提灯も少し軽くしていますね。


 リアは下段のプレート(引っかかり防止、ブレーキ)を若干、軽量化。微々たるものですが。軽くしたいのはありますが、まあ見た目重視ですね。


 MY18で今気になる部分といえば、二段山(赤スロープ→赤スロープ)で頭上がりになりやすい、という点でしょうか。ブレーキの使い方で多少軽減しますが、車体的にそういう傾向があるのでバランスは悪いですね。リアをスイングタイプのマスダンにすれば軽減するかと思いますが、他のセクションとの兼ね合いで考えると変えるのも……。
 トータルで考えるとかなり良くなりましたが、まだまだ改善点もあります。そういう細かい部分を、今後は修正していきたいですね。

 2016年に手探りで始めたSFMですが、今こうして普通に入賞争いを考えることが出来るポジションまで持ってこられたのは感慨深いものがあります。最初はほんと、何をどうしたら良いのか見えなくて……。情報自体は古いシャーシですから色々あるのですが、やってみるのと『わかったつもり』でやるのはかなり違いましたね。それなりに経験を積めた、ということなんだと思います。

 基本部分(基本的な構成)はこれで決定ですが、走らせながら、もっと強くしていきたいと思います。2018年、まだ始まったばかりですからね!(1/4が終わろうとしていることに目を瞑りながら)

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