【S2】2016年仕様はどうする?


 試行錯誤の末、2015年は念願の公式大会1次予選突破を達成できました。これまでに公式大会は(2013年のステーションチャンピオン決定戦を除き)S2で戦ってきましたが、その中で得たものを今後……近いところでは2016年に向けてどう活かしていくか? そんなことを考えます。
 ある程度、自分なりにやれることはやったつもりですが、それでも振り返ると、取捨選択したものの正解・不正解があったように思えます。





 2014年仕様といえば、Avante RC101は外せません。記録を残すことは出来ませんでしたが、それまでの自分のマシンからはかなりの進歩をみせることが出来たマシンだと思っています。
 このマシンからシャーシに手を入れて『味付け』するというのが自分のやり方(やっている人には普通の事ではありますがw)になります。RC101ではシャーシの剛性ダウンによる、路面からの力(反発)を逃せないか、というテーマで組んでみました。サイドマスダンパー仕様だったので、着地の衝撃をとにかく逃したい、という考えだったのですが、その点では結果はイマイチだったと思います(苦笑)。
 マスダンパーを従来よりも軽めにしたため、車体が他のマシンよりも多少重い程度になったのは、一番大きかったかもしれませんね。多少リスクが上がってしまったのは反省点ですが。


 2014年仕様Ver.2なのかな? RC201では剛性ダウンを主目的とせず、駆動系の『組み』を重視しました。結果として平面だけなら自分のマシンではおそらく最速になったと思います。フルカウルカーボンが記念バージョンで販売されたため、マシンに使うことが出来たのも大きかったマシンですが、自分の中ではモーター選択にズレが生じるくらい元気なマシンというのが一番大きかったですね(苦笑)。
 前後地上高の問題でこのまま小径化出来ないのですが、26mmでこの駆動を再現できたらもう少し上が見えるのかな、と思わされたマシンです。結果として、最近の26mmマシン運用のきっかけとなったのは、ちょっと哀しいかもしれません。好きなんですけどね。


 2015年仕様の(暫定)完成形が、アスチュート”制振性向上号”ですね。このマシンで初めてボディ提灯に挑戦しましたが、それまで常に苦戦していたフロントの跳ねがほぼ解消でき、トータルのポテンシャルを上げられた気がします。シャーシは、当初は流用シャーシだったのをシャーシ交換時に専用に組み直しましたが、剛性は落とさず、フロントバンパーだけカットしている感じですね。多少はカットしていますが、軽量化目的よりはみための好みですね。
 バンパーカットによりローラーの使い方が楽になりましたが、一方でS2ならではの『フロントアンダーの低さ』に悩まされることにもなりました。これは26mm化も大きく影響していますが、フロントアンダーの自由度が従来のマシンよりも低くなってしまったのは大きな反省点です。


 15年仕様では駆動系をいじりませんでしたが、『次』のステップを考えると、RC201程度には駆動を仕上げたいなと思いますね。あとは、バンパーカットしないでどうにかしたいな、とも……。そう考えると、14年仕様Ver.2を小径化して、ボディ提灯仕様にするのが良さそうな気がします。フロントローラーに19mmが使えないので、19mmを使うなら対策しないといけませんが……。

 2016年は公式大会はARでいこうかな、と思っているのですが、まだまだ準備不足。序盤はS2の出番がありそうな気がしています。その時に、2次予選突破が目指せるマシンを用意出来ていると良いのですが……(苦笑)。

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