adot racing 仙川ドリム ミニ四駆『集会所走行会』レースレポート


adot racing
FM ASTUTE
Riki Nakamura

2016年 11月 仙川ドリム ミニ四駆『集会所走行会』
レースレポート

大会名称:仙川ドリム ミニ四駆『集会所走行会』
開催クラス:オープンクラス
開催日時:11月19日 土曜日
開催場所:仙川商店街駐車場併設・ハーモニープラザ2階




フリー走行

フリー走行開始:14時00分


 2016年のレースも、残りわずか。静岡でステーションチャンピオン決定戦/ワールドチャレンジが開催される日程とぶつかってしまったが、それでも9名のレーサーが参戦。大会を盛り上げた。

 adot racingは今大会前にマシンのアップデートを実施。仙川ドリム主催大会で好成績を残している他のSFMマシンを参考に、より安定するセッティングを施す。



 Riki Nakamuraは今季、ここまで優勝無し。予選落ちも少なくないシーズンとなっており、来季に向けても、ここで巻き返しを図りたいところ。


 フリー走行は2時間。今季、フリー走行で好調もレースで崩れる、という大会が多かったことを鑑み、Rikiは慎重にマシンの状態、コースの確認を行う。
 フルパワーでの走行はリスクが高く、他のマシンの様子をみても、その領域の速度は必要ないと判断、速度をある程度維持しつつ最も安定する電圧を探り、その状態で走行を続ける。マシンは安定し、今季最も手応えのある走りをみせる。

 フリー走行終盤にコースアウトする場面もあったが、リアステーのトラブルによるコースアウトであると判明し、すぐに修正。最終確認も念入りに行い、フリー走行を終えた。



予選

予選走行開始:16時05分頃

予選結果:1位(14P)

 今大会は人数の関係で『下克上トーナメント』方式となった。予選ヒート7回、その後『下克上トーナメント』による決勝トーナメントを行う方式である。

 予選ヒートは抽選カードによるペアリング。1~5の番号が書かれたカードを引き、ペアの番号の選手でレースを行う。勝ち点2、完走負け1点。人数の関係で、5を引いた選手は単独で走行する。完走すれば2点獲得だ。

 FM ASTUTEの走りは順調そのものだった。速度で他のマシンをリードし、今季最高の安定感でコースを駆ける。一瞬コースアウトか、という場面もあったが、フェンス乗り上げ対策も効果を発揮し、無事に完走。7ヒート終えて、フルマークの14点(全勝)という好成績で予選を終えることになった。



決勝

下克上トーナメント方式
3位決定戦より2本先取

決勝結果:優勝

 決勝は下克上トーナメントによって行われた。予選順位下位の選手が上位選手に挑戦していく方式で、予選をフルマークで終えたRikiは予選1位で下克上トーナメントを迎えた。上がってきた選手に2勝すれば優勝、負けたら2位となる。この時点で表彰台獲得が確定となったが、Rikiとチームが目指すのは優勝である。

 Rikiは久しぶりの決勝戦、3年ぶりの優勝なるかというシチュエーションに緊張し、落ち着かない。それでもマシンを調整し、レースに挑む。

 迎えた決勝。マシンは予選ヒートとほぼ同じ状態。下位から上がってくる選手に対して優位に立ちたいところではあるが、予選ヒートの状態がベストであると判断し、1本目は予選ヒートと同様に、もしも負けたら電圧を上げるという作戦で挑むことにした。

 決勝1本目は相手のマシンとほぼ同等の速度。ただ、ロスが少ないのか、終盤にほんの少し差をつけてトップでゴール。ただし、その差はほんの僅かだ。
 2本目に向けてセッティングを変えるか悩ましい状況だったが、ここでRikiはキープすることを選択。1本目とほぼ同等の電圧で挑むことにした。

 決勝2本目。1本目同様、僅差のレースとなる。それでも徐々にリードを広げ、3周目をトップでゴール。Riki自身にとって2勝目、チームにとって初の優勝となった。



Riki Nakamuraのコメント
 久しぶりの優勝決定戦で、自分でも笑ってしまうくらいに緊張してしまいました。それでもやることをきちんとやって、優勝できたのでホッとしています。

 今季はSFMにマシンを変更し、ノウハウが無い中で苦労しました。そんな中でSFMユーザーの選手達が自分にアドバイスをくれて、少しずつ前進することが出来ました。競い合うというのは、こういうことなのかな、と思いましたね。今度は自分が何か影響を与えられたら良いですね。

 3年ぶりの優勝ということで、ようやく落ち着けたというか、焦っていた自分と決別出来そうです。前回はよくわからないまま優勝してしまい、その後につながる何かを得られなかったんですよね。そこから迷走してしまい、こんなに時間がかかってしまいました。

 今回の優勝で、来季に向けて「やれそうかな?」という気持ちになれました。マシンも自分も、もっと磨き上げて、来季は今季以上の成績を残したいですね。まだ今季のレースも残っていますが、来季を見据えたレースをしたいなと思います。


adot監督のコメント

 チーム初優勝、Rikiにとってキャリア2勝目となる今回の結果は、とても喜ばしいものです。今季、低迷していたRikiが「勝つために色々と変えていきたい」と動いて発足したチームですが、こうして結果を残せて私自身もホッとしています。

 マシンは持ち込みセットが当たり、フリー走行から順調でした。大幅なセッティング変更に時間を取られなかったことで新投入のタイヤの皮剥き、電圧チェックに時間を割くことが出来たのは大きかったですね。今回の結果は、そこが大きく影響していると思います。

 ようやくマシンがレーサーの狙い通りの動きをしてくれるようになりました。Rikiの判断力も向上しているようですし、年内最後のレースにも期待したいところですね。


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 という訳で(?)、レースレポート風記事を今更投下してみます。久しぶりの優勝で、忘れていたのは内緒です。

 レポート内でも触れていますが、ここまで多くの選手にアドバイスを頂き、少しずつ、遅くはありましたが成長できた結果が今回の優勝だと思っています。色々な条件が自分にとってほぼ全てがプラス要因だったことも大きいですが、そういう状況下でポテンシャルを発揮できるマシンを用意できたのは、数多くのアドバイスがあったからこそ、だと思っています。この御恩は、レースで!

 年内は12/3の夜ドリム、12/4のミニ四駆GPオータム 東京大会、そして12/17のドリムでフィニッシュとなりそうです(何もなければ)。公式は二次予選まで行けたら良いな、ドリムは年間2勝以上を目指して頑張りたいですね。

 SFMは2016年仕様はこれで開発終了。2017年に向けて『次』のマシンを頑張ります!(まだパーツも揃っていませんが……)

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