【FMC】FMあすちゅ~と 16年仕様(Ver.1.5)


 どうにか戦えるマシンになってきました。





Ver.1.3


Ver.1.3.5


 まず、Ver.1.3からVer.1.4へのアップデートとしては、Ver.1.3.5とでも言うべきタイヤ仕様変更(赤ローハイト→黄色ローハイトオフセット)、提灯ステー仕様変更を挟み、フロントローラーの仕様変更、リアマスダンパーの変更の4点です。

 フロントローラーはスラスト保持プレートの角度調整を行い、スラストをやや増し、右ローラー位置を少し上げました。この仕様変更はLC対策で、以前のドリム走行会においてLCでCOしていたことへの対応となります。

 リアマスダンパーは、スクエアに変更しました。少し動きが気になっていたリアですが、こちらも以前のドリム走行会で問題視すべきレベルになったと判断し、まずはスクエアに変更して様子をみることにしました。


Ver.1.4


 Ver.1.4からのアップデートとしては、フロントタイヤの変更(黄色ローハイトオフセット→マルーン)、フロントタイヤのトレッド変更(ワイド化)を行いました。これはジャンプセクションからの飛び出しの勢いを少し抑えたいという目的と、着地時の安定性向上を狙っての変更です。

 マルーンは硬さがタミヤのミニ四駆用タイヤにおいて2016年11月現在で最も硬いタイヤで、着地時の跳ねを抑えるには最も適したタイヤと捉えています。しかしながら、グリップ力の無さもなかなかのもので、表面を慣らさないと加速力が物凄く落ちます。どのタイヤにも言えることではありますが、マルーンは本当に表面処理をしておかないと厳しいですね。


Ver.1.5


 Ver.1.5でリアのマスダンパーが面白いことになっていますが、重量調整の結果、Ver.1.4終盤にこういう形に落ち着きました。無くても良さそうな感じもありますが、これで車体の動きが落ち着いているので、そのまま継続しています。

 問題のマルーンはヤスリでの加工はせず、実走による皮むき程度です。ガンガン走らせれば、それだけでもなかなか良い感じに落ち着いてくれます。
 マルーンは表面の油っぽさ、グリップ力の無さが好きではないのですが、きちんと処理してやればそれなりに使える感じになるようです。

 現状ではギア比固定(3.5:1)、モーター固定(PD)で、電圧調整で合わせる感じになっています。超低速レイアウトだと厳しいですね、たぶん。


 Ver.1.5で16年仕様はアップデート終了です。本当はVer.1.4で終了の予定でしたが、17年仕様のシェイクダウンまでに時間がかかりそうだったこと、アップデートに手間がかからない内容だったことから、今回のアップデート実施となりました。これで、本当に最後。

 17年仕様は足回りは継承、それ以外は色々変更する予定です。生き残るのは、フロントローラー(13WA)くらいかな? リアはプラリンに変更しようと考えています。
 最後の最後でパワーと安定性のバランスが取れてきたFMあすちゅ~と、来年はそこからひとつ上を目指して、新しい戦いをしたいなと思います。


 なかなか結果が出せず苦労していますが、2016年も終盤という11月に店舗大会での優勝という結果を残せて、かなりホッとしている自分がいます。というのも、2013年に初優勝した時はなんとなくで組んだVSでよく分からないまま優勝してしまい、その後迷走するという体たらくでした。しかしながら、今回は継続してやってきたことの結果として、優勝することが出来ました。やってきたことの積み重ねが、こうして実を結んでくれると、頑張って良かった、と思えますよね。

 後進も後進なので、自分のマシンは先人レーサー達のノウハウを参考にしたものだらけだったりします。そういう点では楽をしているのですが、自分のマシンに対してそれが良いのかどうか、使いこなせるかどうかというのがよくわかりませんでした。運用していく中で徐々に「◯◯だから△△は必要なんだな」というような、パズルのピースがハマっていく感じでしたね。
 まだまだ理解の足りていない部分、やれていないことは多いと思います。それでも、自分なりに目指してきた動きをマシンがしてくれるようになり、『自分のSFM』になってきたかな、という想いがあります。

 SFMの強豪レーサーに比べたらまだまだなんですけれども、好きなシャーシで結果を出せるようになってきたことで、少しは自分に自信が持てるようになってきた、かな? でも、きっと大事な場面では緊張すると思います(苦笑)。
 自身三度目の、SFMでの2勝目を目指し、今後もSFMを頑張りたいと思います!



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