ASTUTE STC('16) 開発日誌1
日本の四輪レース、SUPER GTには現在、『マザーシャシー』という企画が存在します。これは、同レースのGT300クラスにおいて生じたコスト増、海外マシン(FIA GT3)の台頭の中でエントラントの減少、いじれないマシンへの葛藤といった部分に注目して開発されたものだそうです(意訳)。
現在、開発が比較的自由なマザーシャシー勢はエンジン(供給されるマザーシャシー共通エンジン)の非力さに悩まされるものの、足回りや空力の開発により、近年主力となっているGT3勢と好勝負をみせています。GT3勢からすれば不満もあるでしょうが、この企画がほぼ上手くいっているのではないかと思わされます。
そんな状況を眺めている中で、ふと思いました。ミニ四駆にも、そういうマシンがあればな、と。とりあえずのパッケージでレースに出られる、その上で、ユーザーが頑張ればアップデートも出来る……そんな、マシンです。過去の限定商品にありましたが、それを『現実的な』パーツ構成で実現できないかな、というのが今回の企画です。
とりあえず、この企画で組むマシンをストックカー(Stock car)から名前を引用し、STC仕様とします。本来的な意味からは外れてしまいますが、アメリカのストックカーレースと同じような意味合いとして今回は用います。
ベースとなるマシンは今回の仕様では性能に大きな影響を及ぼします。片軸の中で優秀かつ頑丈なAR? 両軸のMA? 選択基準は『扱いやすく、それなりに強度があるシャーシ』です。そうなると……自分はS2を推します。突き抜けた性能は出しにくいかもしれませんが、優秀なシャーシだと思います。なので、S2を使いましょう。
ボディはキットそのままを使いたいので、アスチュートRSを使いましょう。好みです。マザーシャシーでいうところの86みたいなものです。他のボディでも良いでしょう。ただ、今回は企画的に、シャシーとボディはキットの組み合わせにしたいと思います(アスチュートRSのシャーシ、実はそんなに好きじゃないんですけどねw)。
ベースは決まりましたので、それをどうチューニングするか、というところですが……以下のような内容で考えています。
FRPを選択する理由は、手に入りやすく(カーボンと比較すれば)安いから、です。軽さを追求する訳ではないので、カーボンより重くても構いません。
無加工、とした理由ですが、これは小学生くらいのレーサーにみせるなら無加工で組めるマシンの方が良いかな、と思ったからです。以前、小学生レーサーにセッティングについて聞かれたことがあったのですが、その際に自分のマシンがあまり参考にならないな、と思ったので……。初心者にも勧めやすいマシンを目指したいな、と。
サイドマスダンパーを選択した理由は、無加工にした理由と繋がりますが、ボディ提灯にしなくてもレースは出来るんだよ、と。しっかりセットアップできればボディ提灯は強いですが、色々加工する部分もあり、最初にお勧めするものでもないかな、と。なので、サイドマスダンパー仕様にします。
シャフトはキット同梱の物(60mm)、ペラシャは中空軽量。タイヤ&ホイールはローハイトタイヤ&ホイール(フィンタイプ)。軸受は丸穴。ギアはキット同梱の物で考えています。モーターは標準仕様としては、アトミ2かな……。
ブレーキについては、ARリヤブレーキをサブプレート経由で装着しようかなと考えています。あれなら無加工でもビス頭を隠せますからね。フロントも市販アンダーガードを装着して対応します。最近、自分は使用頻度が減っていますが、あれはあれで悪くないですからね(自作しているのは、自分は見た目の問題ですw)。
とりあえず、こんな感じで組んでみようかな、と。で、出来上がったマシンをアップデートしていけば良いのではないかな、なんて。スタートが同じマシンでも、徐々に変わってくると面白そうです。
暫定的に2016年仕様としますが、時間を上手く作らないとシェイクダウンが2017年になりそうで怖いです(苦笑)。
たぶん、このアスチュートをEXサイドステー仕様にしたものに近いのが出来上がると思います。
ベースとなるマシンは今回の仕様では性能に大きな影響を及ぼします。片軸の中で優秀かつ頑丈なAR? 両軸のMA? 選択基準は『扱いやすく、それなりに強度があるシャーシ』です。そうなると……自分はS2を推します。突き抜けた性能は出しにくいかもしれませんが、優秀なシャーシだと思います。なので、S2を使いましょう。
ボディはキットそのままを使いたいので、アスチュートRSを使いましょう。好みです。マザーシャシーでいうところの86みたいなものです。他のボディでも良いでしょう。ただ、今回は企画的に、シャシーとボディはキットの組み合わせにしたいと思います(アスチュートRSのシャーシ、実はそんなに好きじゃないんですけどねw)。
ベースは決まりましたので、それをどうチューニングするか、というところですが……以下のような内容で考えています。
- プレート類はFRP
- パーツは無加工
- サイドマスダンパー
FRPを選択する理由は、手に入りやすく(カーボンと比較すれば)安いから、です。軽さを追求する訳ではないので、カーボンより重くても構いません。
無加工、とした理由ですが、これは小学生くらいのレーサーにみせるなら無加工で組めるマシンの方が良いかな、と思ったからです。以前、小学生レーサーにセッティングについて聞かれたことがあったのですが、その際に自分のマシンがあまり参考にならないな、と思ったので……。初心者にも勧めやすいマシンを目指したいな、と。
サイドマスダンパーを選択した理由は、無加工にした理由と繋がりますが、ボディ提灯にしなくてもレースは出来るんだよ、と。しっかりセットアップできればボディ提灯は強いですが、色々加工する部分もあり、最初にお勧めするものでもないかな、と。なので、サイドマスダンパー仕様にします。
シャフトはキット同梱の物(60mm)、ペラシャは中空軽量。タイヤ&ホイールはローハイトタイヤ&ホイール(フィンタイプ)。軸受は丸穴。ギアはキット同梱の物で考えています。モーターは標準仕様としては、アトミ2かな……。
ブレーキについては、ARリヤブレーキをサブプレート経由で装着しようかなと考えています。あれなら無加工でもビス頭を隠せますからね。フロントも市販アンダーガードを装着して対応します。最近、自分は使用頻度が減っていますが、あれはあれで悪くないですからね(自作しているのは、自分は見た目の問題ですw)。
とりあえず、こんな感じで組んでみようかな、と。で、出来上がったマシンをアップデートしていけば良いのではないかな、なんて。スタートが同じマシンでも、徐々に変わってくると面白そうです。
暫定的に2016年仕様としますが、時間を上手く作らないとシェイクダウンが2017年になりそうで怖いです(苦笑)。
たぶん、このアスチュートをEXサイドステー仕様にしたものに近いのが出来上がると思います。
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